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オープンコードとは「公開された暗号」です。

例えば、数人で会話中に私があなただけに伝えたいことがあるとして、他のメンバーにも聞こえるように話しながら何かを伝えることが可能だとしたら、、、それがオープンコードです。

 

1978年公開の映画「カプリコン1」に、こんなシーンがありました。

火星に有人飛行をする計画が失敗し、宇宙飛行士たちは秘密を守るために嘘の演技をさせられ、終われば消される状況になります。

実際には火星ではなく、地球の砂漠に映画のように火星のセットが組まれ撮影された映像を世界中に中継するという大芝居の状況で主人公の奥さんと幼い子供がNASAに招待されます。

全世界の人々が見守る中、火星にいるはずの主人公と奥さんがモニター越しに通信で会話します。

主人公が言います「地球に帰ったら去年のようにまた家族でヨセミテ公園に行こう」

        「ええ、そうね」

その時、主人公の身に何か大変な事態が起こっていることを家族は察知します。

去年、家族でヨセミテ公園に行ってはいない、、、。行ったのはフラットロック、、、。

フラットロックは西部劇の映画セットのように作られた街、、、ヨセミテは、、、(興味がある方は検索してください)

 

何のことはない普通の言葉が重大な暗号になることもあります。

難しい言葉ではなく易しく表現されるものこそ重要なのではないでしょうか。
また、難解で秘密裏に存在する暗号(コード)を解読・公開(オープン)し平易かつシンプルで社会に役立つ存在に変えることも大切です。

これを見ているあなたへ、「また去年のように一緒にヨセミテ公園に行きましょう」

 


「オープンコード」にはギターの開放弦という意味もあります。開放弦は深く広がりのある音が出るそうです。

常にシンプルかつ分かりやすく広がりのあるビジネススタイルを目指します。